ビデオパスは月額料金が安い割に作品の質が高め!利用してわかったこと
auが提供している動画配信サービス(VOD)といえばビデオパス。
ビデオパスは月額562円+税で約1万本を見放題でき、VODの中でもリーズナブルなサービス。
30日間の無料期間もあるので人気のあるVODでもあります。
そんなビデオパスは、こんな人におすすめ。
- 追加料金なしで新作も見たい。
- 旧作より準作辺りの作品を見たい。
- 一つのデバイスでじっくり家で楽しみたい。
では、ビデオパスの基本的な情報から、他のVODと比べて良かった所、悪かった所について勝手に評価していきたいと思います。
ビデオパスの基本情報一覧!
まずビデオパスの基本的な情報を簡単にまとめてみました。
ビデオパス | |
---|---|
月額 | 562円+税 |
支払い方法 | auユーザー以外はクレジットカードが必要 |
無料期間 | 30日間 |
課金システム | 一部課金して視聴 |
付与コイン | 毎月540円分のビデオコインが貰える |
動画本数 | 1万本以上 |
TV対応端末 |
・Apple TV |
画質 | HD画質 |
ダウンロード機能 | 〇 |
倍速機能 |
× |
アダルト作品 | × |
ズラッと見たらこんな感じ。
具体的に見ないとわからない部分もあるので、それぞれ項目ごとにまとめてみました。
ビデオパスの入会・退会は簡単
まず、気になるところといえば、入会や退会が簡単なのかだと思います。
登録方法は、auユーザーならauID、一般ユーザーならWow!IDがあれば簡単に登録できます。
Wow!IDは、クレジット登録が必要なので一般ユーザーの支払いはクレジットカード支払いのみになります。
auユーザーはauIDで登録すると電話料金と一緒に引き落とすことができます。
あと、気になる退会も簡単で、数ステップのみで退会できるので安心して利用できますよ。
関連記事:ビデオパスの解約は簡単?アプリ・Webサイトからの退会方法を解説
月額564円で見放題+540円分のビデオコインが貰える
何といっても月額564円+税で毎月540円分のビデオコインが貰えるのがビデオパスの最大の特徴でもあります。
で、同価格帯のdTVやプライムビデオと比較するとこんな感じ。
付与コイン | 月額料金 | |
---|---|---|
ビデオパス | 540円分 | 562円+税 |
dTV | なし | 500円+税 |
プライムビデオ | なし | 500円 |
ビデオパスが料金的には少し高いですが、その分、追加料金なしで新作を1作品ほど楽しむことができるのは大きいです。
ビデオパス以外で見放題もできて、追加料金なしで有料作品もみれるVODはこんな感じ。
コイン・ポイント |
月額料金 | |
---|---|---|
ビデオパス | 540コイン | 562円+税 |
ビデオマーケット | 540円分 | 980円+税 |
TSUTAYATV | 1,080円分 | 933円+税 |
U-NEXT | 1,200円分 | 1990円+税 |
FODプレミアム | 1,300円分 | 888円+税 |
料金的にはビデオパスより高めになりますが、ポイントが多い分新作も見れるといった感じですね。
一部の作品にはビデオコインは利用不可
実は、540円分のビデオコインは全ての作品に対応しているわけではないんです。
洋画、ドラマ、アニメ作品の一部の作品にコインが使えず、追加料金が必要な場合があります。
ただ、邦画の作品は全ての作品に使える感じで、新作に使えないというわけでもないんですよね。
まあ〜低料金ですべての作品が見れるのは虫が良すぎるのかもしれませんね。
ちなみにビデオパスで利用不可作品は、TSUTAYATVの利用不可作品と同じだったりします。
ビデオマーケットやFODプレミアム、それにU-NEXTは全ての作品に付与ポイントが使えますよ。
ちなみにFODプレミアムは、付与ポイントが多いですが見放題ジャンルに偏りがあります。
ビデオパスの作品ってどう?見放題できる作品数は?
実はビデオパスは、見放題の作品数は少なめです。
ジャンルごとに見放題と有料作品に分けるとこんな感じ。
見放題作品 | 有料作品 | |
---|---|---|
洋画 | 343本 | 1,476本 |
邦画 | 209本 | 877本 |
海外ドラマ | 160本 | 112本 |
韓流・華流ドラマ | 101本 | 51本 |
国内ドラマ | 144本 | 409本 |
アニメ・キッズ | 448本 | 1,072本 |
他のVODより有料作品の比率のほうが高く、旧作になると、見れる作品が限られてくる感じです。
オリジナル作品やアダルト作品もないので一般的な作品がメインといった感じです。
ビデオパスは作品数が少ないですが、実際中身はジャンルによって違う感じです。
ビデオパスのおすすめジャンルと微妙なジャンルをまとめてみました。
ビデオパスのおすすめジャンルは?
- 洋画
- 邦画
- 国内ドラマ
- アニメ
ビデオパスでおすすめなジャンルはこの4ジャンル。
洋画と邦画の新作配信が早い
ビデオパスは、新作の配信が早めで、TSUTAYAやゲオなどのレンタル会社より早く配信開始することが多いです。
同価格帯のdTVやプライムビデオも配信が早かったりしますが、有料作品は追加料金を払わないと見れないので新作を見るならビデオパスのほうがおすすめです。
ただ、毎月2〜3作品は新作が見たいな〜と思う場合は、U-NEXTのほうがおすすめ。
料金は高くなりますが、その分見放題作品が豊富で、追加料金なしで2〜3作品は新作を楽しむことができますからね。
ビデオパスの上位版といった感じです。
関連記事:洋画、邦画の見放題も豊富なVODおすすめランキング【3選】
国内ドラマも意外と見れる
国内ドラマが見れるVODは、テレビ局ごとに分かれていることが多く、全体的に見放題できるVODは少なかったりします。
その中でもビデオパスは、作品数が少ない割に全体的に見れる作品が多いほうで、テレビ朝日系のドラマが特に豊富。
他のVODだと有料作品の刑事ゼロやハケン占い師アタルなど現在(2019年3月)放送中のテレビ朝日系のドラマを見放題できます。
それ以外にも、
- 今日から俺は!!
- 獣になれない私たち
- LEADERS
- サラリーマン金太郎
など、日テレ系やTBS系のドラマの過去作品も見放題できるので全体的に国内ドラマを楽しめる感じです。
関連記事:国内ドラマおすすめVOD!TV局ごとに見放題できる配信数を調査
放送中アニメを見放題できる
ビデオパスは、放送中のアニメ作品も見放題できちゃいます。アニメ専門のdアニメストアほど見れるわけではないですが、VODの中でも多いほうです。
2019年冬アニメだと、
こんな感じで、同価格帯のプライムビデオと比べると作品数は多め。
ただ、旧作になると一気に見れなくなる感じ。ま〜作品数自体は少ないですからね。
関連記事:深夜アニメが豊富なVODランキング!見放題できる作品数を比較
続いて、あまりおすすめしないジャンルについていきます。
ビデオパスであまり良くないジャンル
- 海外ドラマ
- 韓流・華流ドラマ
ビデオパスを利用していてあまり良くないなと思ったジャンルはこの2つ。
海外ドラマの見放題作品は少ない
ビデオパスは海外ドラマは見れる作品が少なめです。有料作品もありますが、1話につき200〜300円するので全話を見るとなると結構な金額がかかります。
それに、全シーズン見れるわけではなく、最新のシーズンしか見れない場合もあるので、あまり期待できません。
海外ドラマを主に見るなら、U-NEXTやHuluを利用したほうが満足度が高いと思いますね。
韓流・華流ドラマも見放題作品が少ない
韓流・華流ドラマも作品数が少なく、新作の配信も遅いので微妙。
韓流・華流ドラマをガッツリ楽しみたいならU-NEXTがダントツに見放題の作品数が多く、同価格帯ならdTVのほうがビデオパスより2倍ほど見放題できる作品があるのでおすすめですよ。
対応端末はどんな感じ?
ビデオパスはスマホやタブレット、PCにテレビと一般的なVODと同じように視聴できます。
それに、テレビ対応の端末も豊富。
- Apple TV
- Smart TV
- Fire TV
- Chromecast
- ケーブルプラスSTB
- STW2000(auひかり)
- Google Home
PS4などのゲーム機には対応していないもののテレビで視聴するには、問題なさげです。
ただ、端末によっては、ビデオコインを使って有料作品を見るのに若干手間がかかります。
- iPhone
- iPad
- Apple TV
- Fire TV
といった機種を利用している場合、ビデオコインをアプリで利用できません。
こんな感じで、Fire TVで視聴している場合、直接レンタルできません。
safariなどのブラウザから公式サイト経由でレンタルをしないといけないので若干面倒くさいです。
ビデオパスの画質はどんな感じ?
ビデオパスの最高画質はHD画質で、4段階に変更することができます。
ただ、環境に応じて自動で適切な画質にしてくれるので調整は不要です。
こんな感じで、ネット環境に応じた画質に設定されます。
HD画質(地デジぐらいの画質)なので悪くはないですが、他のVODは、フルHD画質や4Kといった、もうワンランク上の画質で見れるようになってきているのでビデオパスも頑張って欲しいところですね。
使いやすさはどう?利用して感じたこと
ビデオパスには、使いやすい部分と使いにくい部分があります。
見放題とレンタル作品がしっかり分かれている。
ビデオパスは、見放題作品とレンタル作品がしっかりわかれているので見やすく、有料作品と間違いにくいです。
見放題の中から洋画やドラマのジャンルを絞っていけるので意外と使いやすいです。
例えば、プライムビデオだと、広告や、有料作品などが含まれていたりします。
こんな感じで、広告などが出てくるので若干ストレスを感じますよ。
連載作品が見やすい。
ビデオパスは、1話、2話と連載している作品にシーン画像が入っているのでわかりやすいです。
プライムビデオやdTVには入ってなかったりします。
例えば、プリズン・ブレイクで比較してみると、
こんな感じで、ビデオパスだけがシーン画像が入っています。細かいところですが、シーン画像が入っているほうがわかりやすかったりするんですよね。
では、次に使いにくかったところです。
ダウンロード機能は期待できない
ダウンロード機能というのは、作品をダウンロードしていればWi-Fi環境がないところで視聴しても通信量を気にすることなく楽しめる機能のことです。
出かけ先やドライブ中にもってこいの機能ですが、ビデオパスはダウンロード機能がすべての作品に対応していません。
邦画は、ほぼダウンロードできるのですが、洋画やTVドラマ、アニメ・キッズ辺りはダウンロードができない作品が多いです。
それに1アカウントにつき1台のデバイスなので、スマホとタブレットを使う場合は、片方にしかダウンロードすることができません。
同時視聴や倍速機能はない。
同時視聴や倍速機能はありません。
同時視聴できないので、家族でアカウントを共有することは難しいです。
同価格帯で妻や子どもと共有して使うなら、プライムビデオがおすすめです。3台までのデバイスを同時視聴できますからね。
関連記事:同時視聴が出来る動画配信サービス【3選】家族と共有するなら必読!
ビデオパスの評価まとめ
実際にビデオパスを利用して感じたことは、家でじっくり楽しみたい人向けだと思いました。
見放題作品は少ないものの、作品自体の質も高めなので思っている以上に楽しめる感じ。
見作品が多いからといっても、面白くない作品ばかりのVODもあったりしますからね
やっぱり一番のポイントは毎月貰えるビデオコイン!低価格で新作も楽しめるのはビデオパスぐらいですからね。
30日間の無料期間もあるので一度試してみて判断してみるのもアリかと。
ビデオパス以外のVODも比較しているので参考にしていただけたら幸いです。